エコキュートってなに？｜関西電力ショールーム見学

こんにちは、タイコーの池本です。

先日、関西電力さんのショールーム「はぴeライフキューブ」見学に行ってまいりました。

参加特典としてコロナ禍ならではのマスクと除菌スプレーをいただきました＾＾

 

関西電力さんと言えば「オール電化」が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。そのオール電化に欠かせないものと言えば、「エコキュート」！

 

引用元：関西電力「エコキュート」

 

でも実際エコキュートってどのような仕組みでお湯を沸かして、どれだけ一般のガス給湯器よりもお得なのか、知ってる方は少ないのかなと思います。本日はショールームで伺った話をもとに、エコキュートの特徴についてお話していきます！

 

まずは光熱費のおおまかな内訳をみていただきましょう。

 

引用元：関西電力「エコキュート」

 

なんと冷房や暖房よりも「給湯」が大きな割合を占めています。光熱費削減の観点から言うと、一番対策が必要なのは給湯ということになります。

ではなぜエコキュートにすることによって光熱費削減が可能なのか。

簡単に言うと「消費するエネルギーに変化はないけど、使うエネルギーが少なくて済む」からなのです！ ・・・そんな上手い話あるんですか？って疑問に思いますよね。それではエコキュートの仕組みについて図を用いて説明させていただきます。

 

 

エコキュートとは大気の熱を利用してお湯を沸かす、地球環境への負荷をおさえた自然冷媒（CO₂）ヒートポンプ給湯機です。電気エネルギーだけでお湯をわかすのに比べ、消費電力量は約1/3に低減します。

 

 

ヒートポンプとは、熱交換機を空気の熱を冷媒に集め、その冷媒を圧縮機で圧縮してさらに高温にし、高温になった冷媒の熱を水に伝えてお湯を沸かす仕組みです。

 

 

貯湯ユニットではお湯を無駄なく使うためにタンクに貯めてあるお湯を水で押し上げます。お湯と水が混ざらないように40℃ほどのお湯が混合層として存在していますので貯湯タンクの中ではお湯は冷めません。

弊社では標準仕様がエコジョーズですので設置費用など含めてイニシャルコストはかかりますが、ランニングコストのことを考えればお得ですし、省エネ◎

 

さらにエコキュート、災害に対しても強みがあります。

災害発生後、水道の復旧が遅いというイメージがある方もおられるかと思います。ちなみに電気の復旧が一番早いです（1週間ほどで完全復旧します）。太陽光パネルを設置していると、それを待たずして昼間発電した分だけ電気を使用できます。

給湯タンクの水は生活用水としても活用できます。災害時にタンク容量460Lのエコキュートを4人家族で使用する場合、約4日間は生活用水を確保できるらしいです（1日に1人当たり最低30Lの生活用水が必要だと仮定）。

 

引用元：関西電力「はぴeタイムR」

 

そして電気を「はぴeタイムR」で契約すると・・・年間光熱費が約61,100円お得になると言われています。

こんなにお得になる理由は・・・？

プランの中でナイトタイム（午後11時～午前7時）は電気料金単価15.20円とされているのですが、この時間帯にエコキュートがお湯を沸かすからなのです！また、エコキュートには学習機能が搭載されているので効率よくお湯を沸かし、無駄な電気代を払わなくていいという特徴があります。

引用元：リンナイ「幹太くんをご検討の方へ」

 

また、弊社では設置されるお客様が多い「ガス乾燥機 乾太くん」ですが、こちらを設置してもオール電化向けの料金プランを組むことができるとのこと。もちろん工事費用は別途かかりますが割安な料金で電気を使用できるらしいです。

ショールームではお話を伺うだけではなく、実際にエコキュートを使っているようすや、IHクッキングヒーターで調理させていただいたりと、見て触って体験させていただく場面が多かったです。製品の良し悪しだけではなく、自分のライフスタイルに合うのかというところの判断材料にもなるかなと思いました。もしオール電化に興味のあるかたは是非行ってみてください！

今回はエコキュートの特徴だけをお伝えしましたが、IHやエコジョーズ、その他設備機器の仕組みついても紹介させていただきたいと思いますので、お楽しみに！

 

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