ブログ
BLOG
2023年1月8日
その他
Vision House LIFE フローリング天井貼り
新年あけましておめでとうございます。タイコーの池本です。
冬季休業を終えまして昨日より営業を再開しております。
これからも環境・住まい手どちらにも優しく快適な住宅をつくっていけるようスタッフ一同精進してまいります。
本年もタイコーをどうぞよろしくお願いいたします。
そして久しぶりにVision House LIFEの施工レポートの投稿。
今回は「フローリング天井貼り」の様子をご紹介します!
まずインテリアイメージパースをご覧ください。水回り側空間の天井をクロスではなくフローリング貼りとしています。
弊社の施工例ではアクセントとして木目調の面材を天井に貼り付けることが多いですが、今回はニッシンイクスさんのオークの複合フローリングを採用しました。
まずは検品作業から。幅19㎝、長さ190㎝の幅広フローリングを一枚一枚取り出し、さね(フローリング同士を接合するための側面に加工された凹凸)の部分が割れていないか、表面に傷がついていないかなどを確認します。また、節やシラタのバランスが良いデザインになるように種類分けしていきます。
この施工のなかで一番厄介とされていた場所はもちろん八角柱周り。
写真では見づらいかもしれませんがまず八角柱の表面1㎝ほどノミで削り取っていきます。
この柱を削り取るのはまだラク!と大工さん。問題は八角柱の形に合わせてフローリングを切り抜く作業・・・
八角柱も完璧な正八角形ではないので綺麗な型を作っても微調整が必要です。フローリング自体も反ってしまっていたりするので、この作業はなかなか時間がかかりました。
微調整を終え、無事にきれいにハマりました~!もう片方もうまくハマったので、次は2階側面部分。
フローリングがかち合う角の部分は設計士中瀬のこだわりとして留め加工で仕上げてもらいます。
留め加工とは、組み合わさるふたつの部材をナナメ45度にカットして継ぐことを言います。
この方法で継いでいけば小口が見えず綺麗に納まります。
スライド丸鋸でひとつひとつ角をカットしていき、綺麗に納めていきます。
納得がいけばボンドを塗り、さねの部分から下地に接着するようナナメに釘を打ち込んでいきます。
そして数日後、すべて貼り終えこんな風に仕上がりました。
留め加工も隙間なくぴっちり!写真では伝わりにくいですがフローリングが一面にズラッと並ぶと壮観です。
床にフローリングを貼るだけなら早いねんけどな~(笑)と大工の伊藤さん。天井貼りはどうしても上下の移動が多くなりひとりでの作業となるとあまり効率は良くないです。
今回私も少し手伝いながら見学させてもらったのですが、綺麗な納まりには必ず手間がかかっていることを身をもって知ることができてよかったです。
是非LIFEの完成見学会ではこの天井にも注目して見てみてくださいね~!
LIFEの見どころはたくさんあります。詳しくはLIFEの紹介ページをご覧ください。
【1月22日㈰開催決定!「設計士自邸」暮らし体験会ご予約受付中】
株式会社タイコーアーキテクト
株式会社タイコーハウジングコア
〇 Facebook
〇 Twitter
〇 LINE
〒578-0971
大阪府東大阪市鴻池本町6-32
TEL:0120-01-8500
HP:https://taiko-architect.com/
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::