2020年4月10日

施工事例「連なる窓の家」を公開しました

閑静な住宅地に建つ南東向きの建築地にたつS様邸。

敷地面積約33坪、建蔽率50%と限られた敷地の中で採光・通風・家事動線などのご要望に優先順をつけ、整理して設計していったお家です。配置計画では、東側に駐車スペースを持ってくることで建物は必然的にL字型となり、東に欠けることで朝日を受けやすい形状に。外観の特徴にもなっている縦に連なった大きな南の窓ですが、内部は格子床を利用した吹き抜け空間になっており、2階は室内干しに。単純にバルコニーを設けるのではなく、実用的かつLDKへ光を取り込む装置になっています。

コンパクトな住宅でありながらも、さまざまな工夫が視線の抜けをつくり、やわらかい光を導き、空間に広がりを感じさせてくれます。タイコーらしいパッシブデザイン住宅がまた一つここに完成しました。

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