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2020年9月15日

その他

京都市「ネコたちと暮らす家」お引渡し

こんにちは、タイコーアーキテクトの前田です。

先日は、京都府京都市M様邸 題して「ネコたちと暮らす家」のお引渡しでした。東向き約57坪のお家です。

間口が狭く奥行の深い、京都ではよく見られるまさに「鰻の寝床」状の敷地での建築でした。軒をある一定の寸法出さないといけないなどいろいろと京都ならではの条例に悩まされながらもまとまった重厚感のある外観になったかなと思います。

内装は色を入れずにモノトーンの中でクロスやタイル、ファブリックなど様々なマテリアルをミックスし、高級感を出していきました。間接照明やLDKにラインで設けたダウンライトなど照明によってより上質な雰囲気を生み出しているように思います。夜の空間も楽しみなお家です。

キッチン・ダイニング周りは意匠系のペンダントライトや海外製家具、キッチン、タイルもブラックで統一することで、空間を引き締めてくれています。

造作洗面は白いタイルで清潔感のある上品なインテリアを演出。

三階はネコちゃんたちのお部屋になるため、床は素材を変え傷がつきにくいものを採用。嵌め込みガラスによって視線が繋がる面白い空間となっています。南・西に設けた窓には外部電動ブラインド「ヴァレーマ」を設置し、夏の暑い日射しを遮蔽する計画です。

お施主様のセンスの良さにも助けて頂き、内外装共に統一感のあるかなりいい雰囲気のモダンな空間となりました。

お住まい後もどのような表情が生まれるのか、楽しみなお家です。

M様、今後とも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願い致します。