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2026年7月26日
その他
兵庫県宝塚市「回廊の家」プロ写真撮影
こんにちは、タイコーアーキテクトの池本です。
兵庫県宝塚市Y様邸「回廊の家」のプロ写真撮影に行ってまいりました!
お引渡しからもうすぐ一年。すごく素敵なお住まいに仕上がっていたので紹介させていただきます。
(設計 前田/IC 中野/工事 吉澤/営業 羽柴・常慶)

お引渡しからもうすぐ1年。ご家族が大切に暮らしてくださっている様子が伝わる、とても素敵なお住まいになっていました。
東に45度振れた敷地形状に加え、南東側とは約13mもの高低差があるという、特徴的な敷地に建つ住まい。
高低差によって開放的な景色を楽しめる一方で、周囲からの視線が気になりやすいという課題もありました。
景色を楽しみながらもプライバシーをしっかりと確保できる住まいを目指し、敷地の特性を活かしたお家をご紹介いたします。

外観は、やさしいサンドベージュ(T3016)を基調に、一部へ木目(ナチュレウォールシッケンズセトールダークオーク)を取り入れることで、ナチュラルな温かみとモダンな印象を両立しました。
シンプルなフォルムだからこそ、素材の質感や陰影が際立ち、飽きのこないデザインに仕上がっています。

また、植栽との調和もこの住まいの魅力のひとつ。
四季折々の緑が建物に彩りを添え、季節の移ろいとともにさまざまな表情を楽しむことができます。
時間とともに街並みに馴染み、暮らすほどに愛着が深まる外観です。

内玄関には木目のシューズクロークを設けています。下部に開口を設けることで、庭からのやわらかな光を玄関へと取り込みます。
足元からは植栽の緑ものぞき、季節の移ろいを感じられるのも魅力のひとつ。
玄関からLDKまでは一本の廊下でつながっており、廊下から内玄関を振り返ると、木目の質感と庭の緑、差し込む光が美しく重なり、まるで一枚の絵を眺めているような印象的な空間となっていました🍃✨
また、廊下を挟むように主寝室と水回りを配置。生活に必要な空間を1階に集約することで、将来も暮らしやすい「1階完結型」の間取りとなっています。

ウォークインクローゼットは、「まるでショップのような空間にしたい」というオーナー様のご要望から、棚下に間接照明を計画。
柔らかな光が衣類を美しく照らし、空間に奥行きと上質な雰囲気を演出しています。
毎日の身支度が少し特別な時間になるよう、機能性だけでなく、居心地の良さや気分が高まる空間づくりにもこだわられています。

水回りは、浴室を中心としてウォークインクローゼット、脱衣・ランドリールーム、洗面室、廊下へとぐるりと回遊できるレイアウトになっています。
実際に歩いてみると、移動がとてもスムーズで、家事や身支度が自然と完結する動線になっていることを実感しました。

こちらは、ウォームトーンのグレーで統一した洗面室です。
やわらかな色味でまとめることで、上質で落ち着きのある空間に仕上げました。
ゆとりのあるカウンターは、着座しての身支度やメイクスペースとしても活用できます。

主寝室には、クラフト紙のようなやさしい風合いのクロスを採用し、落ち着きのある空間に仕上げられています。
素材の質感を活かしたシンプルなコーディネートが、穏やかな時間を演出します。
窓の先には、玄関前の植栽が型ガラス越しに映り込みます。
景色を直接見せるのではなく、やわらかなシルエットとして取り込むことで、プライバシーを確保しながら自然を身近に感じられる空間となっています。

いよいよ、この住まいの見どころでもあるLDKをご紹介!
広さは約22帖ですが、吹き抜けと大きな窓があることで、それ以上の広がりを感じました。
窓の先にはテラスと景色が続き、視線がどこまでも抜けていくため、とても開放感のある空間に仕上がっています。

南東側に開けた敷地ですが、この住まいではあえて1階の南東側には大きな窓を設けず、北東側と南西側から光や風を取り込む計画としています。
正面には落ち着いたテレビスペースを配置し、両サイドの窓から借景を楽しめるよう設計。
景色をすべて見せるのではなく、あえて視線をコントロールすることで、空間にメリハリが生まれ、より印象的なLDKとなっています。

テレビ背面はポーターズペイント塗装仕上げ。実はこの壁、ご夫婦ご自身の手で仕上げていただきました。
撮影の際、ご主人が「この壁を見るたびに、やっぱり良いなと思うんです」と笑顔で話してくださいました。塗り壁独特の風合いがお好きなご主人にとって、とてもお気に入りの場所になっているそうです。
住まいは完成したら終わりではなく、暮らしの中で愛着が深まっていくもの。こうして大切に思っていただけていることを、とても嬉しく感じました。

お引渡しから約1年が経ち、奥様に「この家に住んで一番良かったことは何ですか?」と質問してみたところ、意外にも家事動線や性能ではなく、景色だとお話ししてくださいました。
「子育てで気持ちに余裕がなくなりそうな時でも、ソファに座って窓の外の景色を眺めると、自然と気持ちが落ち着きます。」とおっしゃっていたのがとても印象に残っています。
この住まいは、景色を楽しみながらも周囲からの視線を気にせず過ごせるよう、窓の位置や開口の取り方を丁寧に計画しました。
設計の工夫が、毎日の暮らしの中で心を癒す時間につながっていることを知り、私自身もうれしく感じました。

テレビ背面だけでなく、カップボードの背面にも同じ塗装仕上げを採用しています。素材を統一することで空間全体に一体感が生まれ、LDKに奥行きのある表情を与えています。

インテリアはホワイトやベージュ、木の温もりを感じるナチュラルカラーをベースにコーディネートされています。
ブラックのキッチンをアクセントとして取り入れることで、空間全体を引き締め、シンプルでありながらも上質な印象に。

南西側にはFIX窓を採用。窓を一枚のフレームのように見立てることで、外の景色を美しく切り取り、まるで一枚の絵画を眺めているかのような空間を演出しています。

オーナー様のセンスが光るダイニングは、木の温もりを感じる家具と、丸みのあるペンダントライトを組み合わせ、やさしく落ち着いた雰囲気にまとめられています。
またブラックのスチール手すりが空間全体を引き締め、ナチュラルなインテリアのアクセントになっています。

階段下には床下エアコンを設置。造作カバーで空間に溶け込ませることで、設備の存在感を抑え、インテリアとの調和を図っています。
冬はこの床下エアコンを運用することで、足元から家全体をやさしく暖めることができます。

吹き抜けに面した2階ホールは、腰壁を立ち上げながらも下部を開放しています。
実はこの開口には、快適性を高める役割があります。2階ホールに設置したエアコンの冷気が、この開口を通って自然に1階へ届くよう計画されているんです!
オーナー様からは、「夏はこのエアコン一台で1階全体がしっかり涼しくなり、とても快適です」とのお話も伺いました。見た目の美しさだけでなく、空気の流れまで考えた設計が、日々の暮らしの快適さにつながっています。

2階ホールの隣には書斎を設けています。
三方向に設けた窓からは、街並みや木々の緑を望むことができ、まるで景色に包まれるような開放感があります。デスクに向かっていても視線の先には借景が広がり、仕事や趣味の時間を心地よく過ごせる空間です。

また、吹き抜けから書斎へと続く板張り天井も、この住まいの見どころのひとつ。天井の素材を連続させることで空間全体に一体感が生まれ、LDKから2階までゆるやかにつながる伸びやかな印象を演出しています。
開放感と落ち着きを両立させた、家の中でも特別な居場所となっています。

お昼過ぎに撮影が終わったのですが、オーナー様から宝塚の名物「ルマン」のカツサンドをいただきました。
「あとで写真を撮ろう」と思っていたのですが……美味しすぎて、気づけばあっという間に完食。写真を撮り忘れてしまいました(笑)。
お心遣いいただき、本当にありがとうございました。
お引渡しから約一年が経ちましたが、ご家族らしく丁寧に暮らされている様子がとても印象的で嬉しい気持ちになりました。
プロ写真が完成しましたら施工事例として改めてご紹介しますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
【Vision House LIFE 暮らし体験会随時開催中!ご予約お待ちしております】

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