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2023年3月21日
その他
古川庭樹園へ見学に行ってきました
こんにちは、タイコーの常慶です。
先日はいつも植栽工事でお世話になっているGREEN SPACE代表の辰巳 耕造さんの案内のもと、大阪府河内長野市にある「古川庭樹園」に行ってまいりました。
関西でも最大級の広さと樹種を誇る樹園で、いろんな庭師職人の方々がここで木を仕入れます。
山道を登って早速案内されたのが、小豆島原産のオリーブのエリア。
ホームセンターでもオリーブは売っていますが、幹が少しコケっていたり、根本から幹が分かれた樹形、優に5m超える大きなオリーブなど様々なものが植えられていました。
ただ値段も何も書かれておらず、こっそりどれぐらいなのかお話しいただきましたが・・・
宝くじが当たれば、僕も頂きたいと思います(笑)
次にご案内頂いた松エリアでは、Vision House「LIFE」に植えられる松を見ることができました。
今回は赤松と多行松(タギョウショウ)を植える予定です。
松といえば、盆栽のようなthe和といったイメージだったのですが、実際に現物を見てみると幹の少しコケった部分のワビサビや、程よい樹形などすべてがかっこよく、モダンなお庭になりそうだなと思いました。
今までのイメージが覆る瞬間にスタッフ一同感動しておりました。
↑多行松
↑赤松×2本
赤と黒の帯がくくられているものが「LIFE」に植える予定のものとなっています。
辰巳さんは1時間かけて週に何度も足を運び、日々成長する木々を見ながらも、新しく入ってくる木にも目を光らせているそう。
中にはすでに弱っているものや、形が悪いものもあるのですが、知識と経験のあるプロにお任せすることにより、その家その家にあった樹種、フォルムの木を+αで選りすぐってくれます。
そうしてできたお庭はやはりどれもかっこよく、是非インスタなどから見て頂ければと思います。
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たくさんのプロ達が携わる今回のモデルハウス。
まさに良いものを作りたいという「想い」が、お金や時間を飛び越えてハーモニーを作り出す。それが形となるお家は本当に交響曲と例えても良いのかと思います。
それこそがプロフェッショナルですね。
近年、脚光を浴びる園芸の世界にも自然に対するマナーとモラルがあります。
古川庭樹園では木に帯をつける事で、その木を押さえることができます。
植物は生ものなので一つとして同じものはありません。園芸の業界では本当に必要なものだけ頂くといった自然に対するマナーがあります。
近年では片端から帯をつけて押さえる方もいるらしく、それが横行してしまうと秩序が崩れてしまうと仰っていました。
次に向かったのは、様々な樹種がバラバラと配置されているエリア。
もう素人では何が何の木なのか全くわかりません笑
中でも面白かったのが、「根回し」です。
詳しくはここでは話しませんが、木を移動できるように写真のように根っこ部分を布で覆います。
これに失敗すると、枯れるのはもちろん、移動の際に風になびいただけで枯れてしまうそう。
どうやら何かしらのダメージを負うと、土に戻るプログラムが発動するのか、植えてから何をしてもだめになるみたいです。
根回し(ねまわし)とは|園芸用語集|みんなの趣味の園芸(NHK出版) (shuminoengei.jp)
GREEN SPACEさんでは植えてから1年の枯れ保証がありますが、古川庭樹園さんではそれはないので、庭師職人さん達は慎重に根回しを行います。
そうして手間をたくさんかけた木々が庭に植えられていると思うと、さらに愛着が湧きますね。僕もモデルハウス水やり担当として、愛をこめてお庭のお手入れをしていこうと思います。
GREEN SPACE代表の辰巳 耕造さん、この度はご案内ありがとうございました。
お話しを聞けば聞くほど、あまりにも深い園芸の世界。ここではお話しできないほど今回は学びがありました。
今回選んでいただいた木々は本日より植えられていきます。
是非皆さんも新しいモデルハウス「LIFE」をご見学ください。
それでは。
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