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2022年10月17日

その他

Vision House LIFE 透湿防水シート施工&実験

こんにちは、タイコーの常慶です。

なかなか更新できていなかったVision House LIFEの工事レポート。

今回は透湿防水シート施工についてお伝えできればなと思います!

まずは防湿気密シートと透湿防水シートの違いがわかる実験をしてみたのでそちらの紹介から。

左側の白い紙のようなシートが透湿防水シート、右側の透明なものが防湿気密シートです。

ちょっと写真ではわかりにくいですが、透湿防水シートに水を垂らしてみるとしっかり弾きますし、裏に染み出すこともありません。

また、防湿気密シートに水を垂らしてみると同じ結果に。どちらも防水効果はバッチリ。

次に透湿と防湿の効果を見るための実験!

プラスチックコップに水を入れてシートで蓋をします。この時はどちらもボンドでとめてましたが、気密シートの方はぺりっとはがれてしまったので、この後に気密テープできっちり隙間なくとめました。

2週間日向に置いてコップ内に水蒸気を発生させ、どれだけ水が減るか見てみます。

2週間後、蓋上部を見ると防湿気密シートの方には水滴がたっぷりついていますが、透湿防水シートには一滴もついていませんでした。

真横から見た様子。黒の線が2週間前に水が入っていたラインです。防湿気密シートの方は水位は変わらず。透湿防水シートの方はラインから1.5㎝ほど下にまで水位が下がっていました。

この実験結果を見ていただければそれぞれのシートにちゃんと効果があるんだなと理解していただけたのではないでしょうか? 僕もまさかこんなにも違いが生まれるとは思っていませんでした(笑)

それでは透湿防水シートの施工のようすを少し紹介していきます。

外壁側に貼る透湿防水シートは、基本的に横張り。

下の段から貼っていって、上からどんどん重ねていきます。

シート自体についている重ねしろの目印にあわせてタッカーでバンバンとめていきます。

木造住宅では圧倒的にサッシまわりから雨水が侵入してくるのでサッシ回りの防水処理は丁寧に行ってもらっています。

こちらは完全に透湿防水シートでラッピングされた状態!

標準仕様では次に通気胴縁を施工していきますが、今回はダブル断熱ということでQ1ボードをこの上から重ねていきます。

またそちらの施工レポートも更新しますのでお楽しみに!

それでは

 

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