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2022年7月18日
その他
奈良県高取山&西垣林業工場見学|くくのちプロジェクト
こんにちは、タイコーの池本です。
いきなりですがみなさん!どっちの葉がヒノキのものか、わかりますか?
ヒントをあげるとすれば・・・片方はスギの葉です(笑)
ヒノキやスギって日本人には身近な存在ですが、葉の形って意外と覚えていないものですよね。
ヒノキの葉はこんな感じで手の平✋の形をしています。先ほどの写真でいうと画像右手の葉ですね。
なぜ私がこんなにも自信満々にヒノキとスギの違いをブログに書いているかというと・・・・
先日、くくのちグループで奈良県高取山へ行ってまいりました。
今後国産ヒノキを主として使用するのであればぜひ山に足を運び入れ、ヒノキの香りや美しさを五感で感じよう!ということで見学をさせていただくことに。
背の高い仁九郎社長でもミニチュアサイズになっちゃうほど周りの木々はまっすぐ高く伸びていました。
切り口の中心部が濃いのがスギ、淡いのがヒノキと簡単に見分け方を教えていただきましたが、きわどいものはなかなか判別つかず・・・
枝が生えている部分を丁度切ると写真のように年輪を分断して跡が残ります。
あまり美しくなかったり、加工する際に問題が出てきそうなものなどは、山に下す段階でチップ加工行きが決まります。
生憎の雨ということで伐採見学は行われなかったのですが、動画を送っていただけました。
我々は山の開けた場所で山を見学しましたが、実際に伐採するところはこんな感じで高低差があり、足場の悪い場所。
危険な場所にも木々はバンバン生えていくので、伐採もそうですし、間引きなど管理も大変・・・作業してくださる方のありがたみが感じられます。
また、今回くくのちプロジェクトにて使用する国産ヒノキの製材を行っていただく西垣林業株式会社さんにもお邪魔させていただきました。
原木市も行っているようで、その準備を行ってらっしゃいました。
ヒノキがたくさん積まれているところを見てご満悦な仁九郎社長。
この日は終始楽しそうに見学されてました(笑)
西垣林業さんでは宮大工さんが求める大径材などの注文製材も行っているそうで、こちらはなんと首里城復元工事で使う丸柱に加工中の八角材。1本の木からこんなに太くて長い柱がうまれるなんて・・・!
実際に製材を行っているところも見学させていただきました。
機械によってあっという間に削られていきます。アームが奥から帰ってくる度に木材がさっきと違う姿になるの、ずっと見ているとちょっとクセになりませんか?(笑)
木屑焚きボイラーに大量のラミナが投入されます。人工乾燥で安定的に含水率を下げることにより、反りや割れがおきにくくなります。
今回はヒノキの育つ山から、その木々を製材するところまで見学させていただきました。ここから集成材にして、プレカットを行い、金物を取り付けた状態で我々のもとに届きます。
住宅自体は短くて3か月ほどで建ってしまいますが、我々の見ていないところでこんなに手間がかかっていることを知ると、このサイクルに我々が貢献できることって色々あるんじゃないか?と考えるきっかけになりました。
貴重な時間、ありがとうございました。
すごく楽しく勉強させていただきました!
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