手間と時間が生む高断熱高気密｜大阪府交野市「３つの壁の家」上棟

こんにちは、株式会社タイコーアーキテクトの田中です。

先月、大阪府交野市T様邸が無事上棟を迎え、現在内部大工工事が引き続き行われています。

壁パンパンに詰められたピンクのものは弊社が標準仕様で採用している高性能グラスウール16K。

外壁には12㎝の厚みのもの、天井には21㎝の厚みのものを柱間梁間の寸法に合わせて大工さんがぴったりカットし、隙間なく敷き詰めていきます。

そして気密施工では、酸化防止剤及び紫外線劣化防止剤を添加することで耐候性が高く耐久性に優れた気密シートを採用しています。↓この半透明の緑色のシートです。これをグラスウールを覆いこむようにしっかりと密閉し、湿気が入り込まないように施工していきます。

厚みは0.2 ㎜と、通常の袋入りグラスウールの防湿層の約20 倍の厚みのため、破れにくいという事が最大の特徴です。シートの重なる継ぎ目部分は気密テープで隙間なく補修していきます。

袋詰めのグラスウールで詰めたら終わり、ではなく、このように大工さんが手間と時間をかけて丁寧に施工してくれているおかげで高気密高断熱が実現できているのです。

T様のお家も大工さんの丁寧な仕事とパッシブ設計のおかげて快適かつ省エネなお家となりそうです！

完成が楽しみです～～

▼外観イメージ画像

▼内観イメージ画像