コラム
COLUMN
2021年6月5日
震度とマグニチュードの違い
さて、地震のメカニズムは前回でなんとなくわかっていただけたでしょうか?
今回は「震度」と「マグニチュード」の違いをお話しさせていただきます。
どちらも地震のレベルを表していますが簡単に言うと
「震度」は、揺れの大きさ。
「マグニチュード」は、規模の大きさ。
地震は前回お話ししたように、種類によって震源地の深さが違います。
その規模(マグニチュード)の深さや場所などによって、揺れの大きさ(震度)も変わってきます。
ですから「地震の規模・地震の大きさ」と「実際の揺れの大きさ」を区別させるために、2種類の言葉があるのです。
マグニチュード5の地震が起きたとしましょう。
上の図は地面近くで地震が発生した例です。
震源地に近い右側のほうには震度5の揺れが発生しています。
しかし、震源地が遠い左側のほうには震度3の揺れとなっています。
上の図は地面遠くで地震が発生した例です。
震源地に近い右側のほうには震度3の揺れが発生しています。
震源地が遠い左側のほうには震度1の揺れとなっています。
このことから震源地から地表に近く、距離が近いと震源が最大になるということがわかります。
震度=揺れの大きさ
マグニチュード=地震規模の大きさ
ぜひこれを覚えておきましょう!