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2021年5月16日
その他
内部結露を防ぐために|大阪市「文化の家」上棟式
こんにちは、タイコーの丹波です。
先日は大阪府大阪市F様邸「文化の家」の上棟式でした。
ウナギの寝床のように間口が狭く奥行きのある敷地を、目いっぱい活用した3階建て住宅。
上棟式が始まる前から好奇心旺盛なお子様方に
「これはなに?」「なんでこうするの?」と質問攻めにあっておりました(笑)
「このバッテンとマルはどういう意味?」
普段作業をしていると当たり前にあるこのしるし。お子さまの視点から見ると不思議なものが現場にはたくさんあって、進んで色々なところを見学してくださいました。お家が完成するのをご両親だけではなく、お子さまも楽しみにしていただけているようで現場スタッフ一同大変うれしい気持ちになりました。
ちなみにバッテンは、ビスを打たないところを表しています。
上棟式はお施主さまが積極的に協力してくださり、スムーズに進みました。
上棟式が終わったあとは、工事の様子を見学していただきました。
こちらは「透湿防水シート」を貼っている様子。
透湿防水シートというのは読んで字のごとく、建物内に雨水が侵入することを防ぐ防水シートであると同時に、建物内の湿気を外へ逃がしてくれるシートのことです。断熱材として使用しているグラスウールは吸放湿性能に乏しいです。冬場に室内の湿った暖かい空気が壁内に入ってしまうと、外壁側で冷やされてしまい結露します。結露が起きてしまうとカビや菌が繁殖し、木材を腐らせてしまいます。壁内部の結露が起こりにくくするために透湿防水シートをしっかり貼ることで、お家の耐久性は保たれます。
この日は梅雨前で湿度が高く、天気も良かったので外で作業をしていると汗ダラダラ流れてきました。暑い中でもテキパキと仕事をこなしてくださる職人さんたちには頭が上がりません。いつもありがとうございます。
最後になりましたがF様、上棟式おめでとうございました。
今後もぜひ現場へ足を運んでいただき、家づくりを最後まで楽しんでいただければなと思います。お待ちしております。
こちらのお家は、先月アップさせていただきました『性能のためにこだわりを諦める?|大阪府大阪市「文化の家」地鎮祭』にてファーストプランの紹介をさせていただいております。ぜひ併せてご覧ください。
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