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2022年4月3日

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2050年脱炭素社会を本気で目指して|「くくのち」プロジェクト始動

こんにちは、タイコーの羽柴です。

2050年脱炭素社会に向けて立ち上げられたSE構法加盟店共同プロジェクト「くくのち」のウェブサイトがオープンしました。

くくのちプロジェクトとは何ぞや??という方が多いと思いますので、簡単にご説明させていただきます。

今は住宅建材や設備機器などの物価が高騰しています。「ウッドショック」は皆様にとっても印象深いワードなのではないでしょうか?

▶ウッドショックに関するブログ

 「ウッドショック」による住宅業界の危機

当時は海外から輸入していた木材価格の高騰のお話をしていましたが、今は木材どころの話ではなくなっていますね。

また、以前ブログでも話したように、去年政府から「2050年までに脱炭素社会化しないといけないのでこのロードマップに従ってくださいね!」と様々な産業に対して戦略・ロードマップを提示されました。

▶脱炭素社会に関するブログ

 カーボンニュートラルな社会を目指して

 2025年、省エネ基準適合義務化へ!

 

これらの問題をクリアしていくために地域工務店ができること・・・

我々が導き出した答えのひとつが、建築する際に輸入木材ではなく国産木材を使用すること。

日本の森林資源を活用し、省エネルギー性能を高めた木造住宅を提供することにより、脱炭素社会の実現を目指します。

国産材を使用することで輸送エネルギーも輸入材と比べて格段に下がりますし、活用されていない森林を育てなおすきっかけにもなります。

「くくのち」とは古事記や日本書紀に登場する木々の神様です。その神様の名前を肖って「くくのちプロジェクト」と称させていただきました。

弊社では秋頃完成予定のモデルハウス「LIFE」に国産材を使用する予定です。

プロジェクト参加会社は以下の6社です。

【大阪】  株式会社タイコーアーキテクト
大阪】  フクダ・ロングライフデザイン株式会社
【京都】  山栄ホーム株式会社
【滋賀】  株式会社楠亀工務店
【奈良】  株式会社エーティーエム建築
【和歌山】 株式会社浅井良工務店

関西で家づくりをしている工務店6社がこのプロジェクトに参加しているわけですが、我々だけが真剣にこの問題に取り組んでいても政府が掲げる目標「2050年脱炭素社会」を達成することは極めて厳しいですよね。

誰かひとり、ふたりが何とかしようとしてもどうにもならないので、やはり社会全体でこの問題に取り組まなければなりません。住宅業界に限っても大勢の人々を巻き込まないと・・・

全国の家づくりに携わる人々が少しずつ意識していくことで、いずれ当たり前のように日本全国で「省エネ住宅」が建てられるようになるかもしれません。そのきっかけになれるように、ウェブサイトを通して我々の活動を積極的に発信していくつもりです。

本気の姿に胸を打たれることってあるじゃないですか?

お客様、同業者の皆様に我々の「本気」を見ていただくことで、もしかしたら未来がよりよくなるかも!弊社ウェブサイトでも「くくのちプロジェクト」の活動については報告させていただこうと思っておりますので、ぜひご期待くださいね。